DJ MAAR

15歳よりDJを始める。18歳にして、伝説的クラブ芝浦GOLDのメインフロアでプレイし、これは同クラブの最年少DJ記録となった。その後、20歳で音楽プロデューサーとしてデビューし、28歳で新木場ageHa のレジデントDJに抜擢されるなど、着実にクラブDJとしての地位を確立する一方、DJ DARUMAとのDJユニットDEXPISTOLSを結成、楽曲制作など音楽的な部分を担当した。
同ユニットは、2000年代後半に世界の音楽シーンを席巻したエレクトロムーブメントのアジア代表として絶大な人気を誇る。フジロック、ULTRAなど国内外を問わず様々な大型フェスにも出演し、UKのRadio 1でもその楽曲が紹介されフランスの音楽雑誌TSUGIの表紙も飾る。DAFT PUNKの最初で最後のツアーALIVE 2007の日本公演のフロントアクトにも抜擢され、タワーレコードの人気広告”NO MUSIC NO LIFE”にも選ばれた。
2015年、DEXPISTOLSの無期限活動休止を機に、スケボーキングのShigeoとFAKE EYE PRODUCTIONを結成し、ヴァイナルのみでリリースした「Fake Eyes ep」はヨーロッパを中心に大ヒットを記録。アンダーグランドシーンのカリスマDJであるRicardo Villalobosにもプレイされた。その後、2017年にd+/NEOなどとして世界的なケーブルメーカー オヤイデ電気に就職。同社在籍時にはオーディオ、楽器用ケーブル、DJ用ケーブル、海外セールズ、国内マーケティング、製品開発など様々業務を担当する。
2021年4月、コロナ禍で疲弊するエンターテインメント、ナイトクラブを盛り上げるべくオヤイデ電気を退社し、音楽芸能事務所Dual AMPの副社長に就任する。これにより、本格的に音楽活動を再開することとなった。新プロジェクト DOGsPISTOLS、レーベル〈DOG TRAX〉も立ち上げ、ソロアルバム「Disco Psychedelica Test.01」をリリースした。日本を代表するベースミュージック・クルーPART2STYLEのNISI-PとのユニットMIMIQもスタートさせ、メジャーとアンダーグランドを行き来する数少ない日本人アーティストの一人である。