andrew

東京を拠点に活動するプロデューサー/DJ
ヒップホップやR&B、ディスコやファンクを聴き漁った幼少期を経て、高校時代にMPC1000を購入。楽曲制作を始める。卒業と同時にクラブでのDJプレイも開始し、同時期に発足したレーベル〈TREKKIE TRAX〉では現在も主宰の一人を務めている。
レーベル運営をするかたわらULTRA JAPAN Festival 2015といったビッグフェスへの出演も果たし、B2BユニットTREKKIE TRAX CREWのコアメンバーとしては日本各地やアメリカ、台湾へのツアーも敢行。現在は毎週末東京のパーティの第一線で活動しながらも、自身のルーツと今のムードに向き合うべく2014年には毎月第二木曜日にバー&サウンドスペース新宿ドゥースラーにてレギュラーパーティ、ANDREWラウンジをスタート。”温故知新”を常に掲げた真摯なプレイスタイルはローカルのクラブからも高い信頼を獲得している。
楽曲制作の分野で頭角を表したのはFinlandの老舗レーベル〈Top Billin〉のコンピレーションへの参加がきっかけであった。2014年にリリースされた「Funky Beatz」はSkrillexの主宰するレーベル〈OWSLA〉の傘下メディアNEST HQにレビューが掲載。翌年リリースされた「Gear Up」はダブステップやジュークの世界的な認知に深く貢献したレーベル〈Hyperdub〉のラジオショーや、英国の国営放送局BBC Radio1でもプレイされ、国内外問わず通用する楽曲であることを証明してみせた。2020年には〈TREKKIE TRAX〉より「Bombtrack feat. なかむらみなみ, Peavis, Saint Vega」をリリース。ゴムやUKファンキーといった彼の得意とするクラブサウンドをベースに客演陣の縦横無尽なラップが組み合わさった本楽曲は後にUKファンキーの第一人者として活躍するRoskaによるリミックスもリリースされ日本語詞にも関わらずワールドワイドな展開をみせることとなった。さらに同年末にはUKはロンドンのFMラジオ局Reprezent RadioNTS Radioにもゲストミックスを提供、2021年には同国のRinse FMにてBen UFOがホストを務めるHessle AudioのプログラムにTREKKIE TRAX Takeoverとして出演を果たした。
もちろん国内アーティストからのラブコールも熱く、Part2Style、80KIDZ、Nature Danger Gang、Carpainter、4s4ki、Peavisにはオフィシャルリミックスを提供。また2018年にはヒップホップユニットTENG GANG STARRのバックDJを担当し、現在は後にソロデビューしたラッパーなかむらみなみのトータルサウンドプロデュースも手がけている。
またその活動はラジオパーソナリティにまで広がり、日本最大のダンスミュージック専門インターネットラジオ局Block.fmにてTREKKIE TRAXのSeimei&Taimeiと共に番組Rewind!!!を2013年末よりスタート(2018年よりTREKKIE TRAX RADIOに改名)。