Iori Wakasa

(BOTANICA)

静岡県出身、ゲームミュージックとクラシックピアノをバックボーンに持ち、17歳の頃に東京でデトロイトテクノ/シカゴ/ディープハウス、そしてアジアの民俗、土着的な音楽に多大な影響を受けたことにより DJ/プロデューサーとして歩み始める。
17歳以前の多種多様な音楽的経験を起源とする独自の視点、感性が表現されている彼のDJミックスは、ハウス/テクノ/ミニマル/ジャズ/ファンク/ディスコ/ダウンテンポ/エクスペリメンタル/ブレイクス/アンビエント等をまるで深い森のように有機的に紡ぎ、フロアの空気とクラウドの感覚を唯一無二の技術で繋ぎ合わせつつ、混沌と洗練を同時に成り立たせ狂気の渦へと誘い込ませる。
過去、John Digweed主宰〈Transitions〉や〈Dessous〉、〈Holic〉、〈Highgrade〉、〈Hole and Holland〉、〈Technique〉などのポッドキャストに提供されたミックスは計20万回以上の再生回数を誇る。これまで多岐にわたりヨーロッパツアー、アジアツアー、国内ツアーはもちろん、国内、海外の野外フェスにも多数出演、躍進を遂げる。
自分の感性を落とし込み独自の方法でクリエイトする楽曲制作面では Shin Nishimura主宰〈Plus Records〉からのリリースを皮切りに、 Satoshi Tomiie主宰〈Saw〉やSteve Bug主宰〈Dessous Recordings〉、〈Highgrade〉 〈Get Physical〉〈Baastard〉からのリリースを含め、これまでに11枚のヴァイナル、6枚のCDコンパイルを含む数々のオリジナル作品をリリース、さらには名だたるアーティストによる楽曲のリミックスワークも多数発表。錚々たる面々のプレイ、サポートを受け続けている。
2023年、自身のセルフレコードレーベル〈BOTANICA〉をローンチ予定。